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救急外来をリニューアルしました

 当院の救急外来は、平成22年4月の全館新装および救命救急センターの再整備以降、運用を開始しましたが、救急外来を直接受診される方が増加するにつれ、また入院が必要となる「中等症」以上の救急搬送症例が年々増加するにつれ、「機能的で使い勝手が良い」はずの救急外来に構造上の様々な問題があることが判明しました。そのため、救急外来のリニューアルを施行しました。

今回の改装のポイントは以下の通りとなっています。

  1. 救急外来出入り口及び待合エリア:時間外受付側に救急外来出入り口を設置しました。また、患者待合室には専門のトリアージナースを配置し、重症度・緊急度に応じて診察が始まるように適切にトリアージされる仕組みにしました。なお、待合室は状況に応じて診察室に転用可能な設計になっております。
  2. 救急車入口及び風除室:救急車搬入口をネームカードによるセキュリティ付きのものにし、風除室に大型換気扇付き専用シャワー室を設置しストレッチャー進入動線と分離しました。
  3. 救急処置室:旧休憩室、待合エリアを含めた広いオープンスペース化し、無影灯も?灯設置し外科的小処置も可能なスペースとなっています。ストレッチャー患者は5−6人収容可能となったため、Holding areaとしての活用が可能になったのみならず、初療室と併せて多数傷病者への対応も可能になりました。
  4. 診察室:常設診察室は5室で、小児用1室は陰圧換気可能となっております。2室に無影灯を常設しており、また1室はインフルエンザ等の流行期には専用待合室を備えた発熱外来に転用可能です。診察室のバックヤードに職員のワーキングスペースと動線を配置し、ストレッチャーの移動も可能にしましたので、職員と患者の動線のクロスがなく、双方にとって動きやすい空間となっております。

平成26年10月
救急部長・救命救急センター長 古谷良輔

































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